現在も意識不明の状態が続く
宮崎県日南市の宮崎県立日南病院で、2012年10月に手術を受けた男性が、低酸素脳症のため意識不明になっていることが分かった。
病院によると、患者は70代の男性。2012年10月1日に前立腺肥大症の手術を受け、手術は成功したものの、その後病室で心肺停止状態になっているのを看護師が発見した。
男性は、蘇生措置が施されたものの、現在も意識不明の状態が続いている。
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容体の管理不足が原因か?
病院では、男性に術後にモルヒネを投与していたが、呼吸抑制などの副作用がある可能性があるにも関わらず、モニターをしていなかった。
病院では、過去に同様の手術を行った際も、モニターは行っておらず、問題が発生したことはなかったとしているが、術後の容体管理が不十分だったことが原因の可能性が高いとして、患者の家族に謝罪し、今後の再発防止策として、術後のモニターを徹底するとしている。
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