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医師の臓器提供表示率は、一般の約3倍 メドピア調べ

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2013年01月12日 PM12:13

一般と比べ、高い意思表示率

メドピア株式会社は、医師を対象に「臓器提供の意志表示」についてのアンケートを実施し、その結果を公表した。

調査は、医師専用サイト「MedPeer」に会員登録をしている医師5万5千人以上に行われ、3,077件の回答が得られた。

そのうち、「意思表示をしていない」と答えた医師は、2,153人(70.0%)「意思表示をしている」と答えた医師は、924人(30.0%)となった。

日本臓器移植ネットワークによる一般の男女を対象とした調査(Q5:「臓器提供意思表示」に対するお考えをお知らせください。)では、「意思表示をしている」という回答は、11.1%だったことから、「意思表示をしている」医師は、一般調査の3倍になる。

(image by aussiegall’s photostream)

20代に多い「意思表示をしている」という回答

年代別に「意思表示をしている」と回答した割合を見ると、

・20代 45.4%
・30代 36.5%
・40代 27.3%
・50代 25.8%
・60代以上 25.1%

となり、20代が最も多かった。「意思表示をしている」と回答した医師からは、

・死がかなり身近にある環境で、かつ臓器移植での軽快している患者様を見て来た。ドナーカードは常に携帯し、家族にも意思は伝えてある
・学生時代から持っていますが、医師になり、移植後の患者をみて患者 QOL が劇的に向上していることを知り、ますます提供の意思を強くした
・再生医療が確立されるまで臓器移植は必要だと思い、自分も参加している

などのコメントが寄せられている。

一方「意思表示をしていない」と回答した医師からは

・自分のなかでまだ結論がでていない
・この国の臓器移植の仕組みに信頼感がないので提供したくない
・まだ臓器提供する組織的体制が不十分であるから
・移植医療というのは過渡的な医療であり、本来あるべき姿ではないと考えています。

などのコメントが寄せられている。

▼外部リンク

メドピア株式会社 プレスリリース
http://medpeer.co.jp/press/pdf/Posting_130109.pdf

社団法人 日本臓器移植ネットワーク
臓器提供の意思表示に関する意識調査を実施
http://www.jotnw.or.jp/file_lib/pc/

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