禁煙文化のアメリカ、禁煙を助ける電子タバコは意外にも…?
禁煙文化の広まっているアメリカ。それならば、禁煙グッズもさぞ好意的に受け入れられているのだろうと思いきや、実際にはそうではない。
FDAでも、電子タバコの安全性は、科学的に確認されたわけではないとして、使用には十分注意するように呼びかけている。
特に、なんらかの有害物質を結果的に吸引するのではないかという点が挙げられている。
また、電子タバコが、子どもたちの間で喫煙のきっかけになってしまうことを懸念する声もある。
洗剤様の成分が検出された?
海外のニュースサイトであるCountOn2.comによれば、禁煙に関して、様々な調査を行なっている専門家の、ミカエル・カミングス医師は、電子タバコは禁煙の有効なツールであっても、製品そのものの安全性が確認できているわけではないとしている。
カミングス医師は、成分分析によって、電子タバコから車用洗剤に似た成分が検出されたこともあると指摘している。
とはいえ、やはり喫煙の害の大きさは、計り知れない。CountOn2.comでも、
「タバコを吸う以上に害があると言うことはない」
と締めくくっている。
▼外部リンク
CountOn2.com ; Medical Myth “Are e-cigarettes safer than regular cigarettes?
http://www2.counton2.com/news/2012/dec/31/medical-myth-ar-5273512/
FDA ; Electronic Cigarettes (e-Cigarettes)
http://www.fda.gov/newsevents/publichealthfocus/ucm172906.htm