日本製薬団体連合会は、新たに一般社団法人「偽造医薬品等情報センター」(代表理事:西島正弘昭和薬科大学学長)を設立し、2月をメドに偽造医薬品の啓発活動を開始する。厚生労働省が2012年度予算に計上した事業を受託したもので、ホームページ(HP)上の啓発やコールセンターの設置を手がけ、広く一般市民に対し、個人輸入医薬品や不正医薬品の注意喚起を行う。
日薬連は、厚労省が今年度予算で1億2000万円を計上した「個人輸入・指定薬物等適正化対策事業費」の中で、情報提供や啓発業務の競争入札に参加するため、昨年8月に同センターを設立。12月26日に事業を落札した。契約期間は3月まで。