他剤との併用で両結果
キッセイ薬品工業株式会社(以下、キッセイ薬品)は「グルファスト(R)錠5mg、同10mg (以下、グルファスト錠)」の一部変更承認申請を行った。
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同剤は、服用後速やかに効果を発現するので、インスリン分泌を自然なパターンに近づけ食後高血糖を改善するとともに、作用持続時間が短いので低血糖を起こしにくい特長がある。平成16年5月から武田薬品工業株式会社と共同販売している。
インスリン(インシュリン、insulin)は、膵臓に存在するランゲルハンス島(膵島)のβ細胞から分泌されるペプチドホルモンの一種。名前はラテン語の insula (島)に由来する。21アミノ酸残基のA鎖と、30アミノ酸残基のB鎖が2つのジスルフィド結合を介してつながったもの。C-ペプチドは、インスリン生成の際、プロインスリンから切り放された部分を指す。
(ウィキペディアより引用)
キッセイ薬品の他の医薬品は「前立腺肥大症に伴う排尿障害改善薬・ユリーフ錠」「口腔乾燥症状改善薬・サラジェン錠」「腎性貧血治療薬・エポエチンアルファBS注750シリンジ(JCR)」「高脂血症治療薬・ベザトールSR錠」などがある。
グルファスト錠の追加効能・効果
併用療法の臨床的な有用性を確認するため、DPP-4阻害剤またはビグアナイド系薬剤単独療法では十分な血糖コントロールが得られなかった2型糖尿病患者対象で長期併用投与試験が実施された。
結果は、グルファスト/DPP-4阻害剤併用療法またはグルファスト/ビグアナイド系薬剤併用療法が長期間にわたり低血糖リスクを増加させず、食後高血糖も改善し、HbA1cを有意に改善することがわかった。
▼外部リンク
キッセイ薬品工業株式会社ニュースリリース
http://www.kissei.co.jp/news/l3/Vcms3_00000648.html
ウィキペディア/インスリン
http://ja.wikipedia.org/wiki/