一般名、アピキサバン
ブリストル・マイヤーズ株式会社(以下、ブリストル・マイヤーズ)は、新規経口抗FXa阻害剤「エリキュース(R)錠2.5mg/ 5mg」(以下、エリキュース)に関し、12月25日(火)付けで「非弁膜症性心房細動(NVAF)患者における虚血性脳卒中および全身性塞栓症の発症抑制」の効能・効果で製造販売承認を取得したことを発表した。
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日本における「非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中および全身性塞栓症の発症抑制」の適応でのエリキュースの承認は、2012年11月の欧州連合(EU)と12月のカナダでの承認に続き、世界で3番目となる。
エリキュースについて
同剤は、ブリストル・マイヤーズとファイザー株式会社により共同開発された、活性化血液凝固第X因子(FXa)を可逆的に阻害する経口抗凝固薬。
外因性および内因性血液凝固経路の収束点であるFXaを阻害することで、下流のプロトロンビンからトロンビンへの変換を抑制する。ワルファリンに対し脳卒中発症の抑制と大出血発現率および全死亡率の低下で優越性が証明された抗凝固薬。
▼外部リンク
ブリストル・マイヤーズ株式会社プレスリリース
http://www.bms.co.jp/press/20121225.html