医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > 医薬品・医療機器 > ブリストル・マイヤーズ.新規経口抗FXa阻害剤「エリキュース」の、非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中および全身性塞栓症の発症抑制の効能・効果で製造販売承認を取得

ブリストル・マイヤーズ.新規経口抗FXa阻害剤「エリキュース」の、非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中および全身性塞栓症の発症抑制の効能・効果で製造販売承認を取得

読了時間:約 46秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2012年12月28日 PM05:13

一般名、アピキサバン

ブリストル・マイヤーズ株式会社(以下、)は、新規経口抗FXa阻害剤「エリキュース(R)錠2.5mg/ 5mg」(以下、エリキュース)に関し、12月25日(火)付けで「非弁膜症性心房細動(NVAF)患者における虚血性脳卒中および全身性塞栓症の発症抑制」の効能・効果で製造販売承認を取得したことを発表した。

(この画像はイメージです)

日本における「非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中および全身性塞栓症の発症抑制」の適応でのエリキュースの承認は、2012年11月の欧州連合(EU)と12月のカナダでの承認に続き、世界で3番目となる。

エリキュースについて

同剤は、ブリストル・マイヤーズとファイザー株式会社により共同開発された、活性化血液凝固第X因子(FXa)を可逆的に阻害する経口抗凝固薬。

外因性および内因性血液凝固経路の収束点であるFXaを阻害することで、下流のプロトロンビンからトロンビンへの変換を抑制する。ワルファリンに対し脳卒中発症の抑制と大出血発現率および全死亡率の低下で優越性が証明された抗凝固薬。

▼外部リンク

ブリストル・マイヤーズ株式会社プレスリリース
http://www.bms.co.jp/press/20121225.html

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 医薬品・医療機器

  • 新たにオンコロジー領域に注力し「2031年までに年平均成長率8%を目指す」‐GSK
  • シベプレンリマブ、IgA腎症P3試験で主要評価項目を達成-大塚製薬
  • チルゼパチド、肥満症の日本人対象P3試験で有意な体重減少効果-リリー
  • エブリスディ2年データ、SMA小児の多くが独立歩行可能となったことを示す-ロシュ
  • 点滴ライン整理用の「カラフルホルダー」開発、ワンタッチで長さ調節可-東北大ほか