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抗酸化作用のあるビタミンが加齢性の目の病気を予防

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2012年12月27日 PM06:13
黄斑変性症の発症に、ビタミンなどの投与が有効

ビタミンなどを、一定量とることで加齢性の黄斑変性症という目の病気を予防できる可能性が、アメリカの眼科専門家による組織、National Eye Instituteが行った、10年にわたる研究で明らかにされました。

黄斑変性症は、網膜にある黄斑という部分に障害が生じる病気。日本では、失明原因の第4位、50歳以上の人の1%程度で見られるそうです。欧米では、失明原因のトップ3に入ることもあります。

視界の中央部のピントが合わなくなるので、生活の上でもかなりの不自由を強いられます。遺伝的要素もあるようですが、加齢によっても発症するのです。

改善率19%

研究では、3600人を対象に、抗酸化作用に優れた、ビタミンC、ビタミンE、ベータカロチン、亜鉛などを投与した人と、そうでない人が黄斑変性症を発症する割合に違いがあるかを、10年にわたり追跡しました。すると、視力障害が出る人の割合が19%低下することが分かったのです。

しっかりとビタミンを摂って、発症や進行の予防にと役立てることが出来そうです。

▼外部リンク

Reporter Herald ; Study shows eye health may benefit from vitamins
http://www.reporterherald.com/lifestyles/health/ci_22226504/

National Eye Institute
http://www.nei.nih.gov/news/pressreleases/101201.asp

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