夏は裸足になることも多いので、フットケアに気をつかう人も多いものですが、冬になると目につく機会も減るために、おざなりになりがちです。けれども、冬こそ気をつけたいフットケアもあるものです。
冬の足のトラブルのナンバーワンは、しもやけ。ひどくなると凍傷となります。栄養状態などの改善と共に、悩みを抱える人の数は減ってはいるようですが、辛い症状の割に、諦めている人が多いようです。
長時間外にいて、足が冷えきり、しびれたり感覚がなくなったりといった経験を持つ人も多いでしょう。これは、しもやけに進行するおそれが高い状態です。出来るだけ早くに、蒸しタオルやフットバスで結構を回復するようにしましょう。感覚が鈍くなっているので、やけどには十分気をつけましょう。
この時期におすすめしたいのは、ウールのソックス。通気性が良く、温かいところがポイントです。コットンのソックスは、水分を吸いますが、放出してくれないため、溜まった水分が冷えてしまい、これがしもやけを引き起こすことがあります。
ひび割れやあかぎれは、乾燥した空気によって、この時期に起こりやすくなっています。クリームやオイルで水分を閉じ込めて、乾燥から防ぎましょう。冬の間は1日最低1度は、アレルギーにも優しい低刺激ローションをつけるようにしましょう。
靴を履いている機会が多く、ネイルケアを怠りがちだと巻き爪になることもあり、爪のケアも大切であることが分かります。特に爪の周りの皮膚が乾燥していると、傷つきやすいため注意が必要です。
冬だからこそフットケアに気をつかって快適に過ごしたいものですね。
▼外部リンク
PubMed ; Predisposing factors and prevention of frostbite.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/10998828
Medical News Today ; Five Treats For Healthy Winter Feet
http://www.medicalnewstoday.com/releases/134993.php