感染症への予防意識は高いが、マスクを有効に使っていない
ノロウィルス、RSウィルスの患者数が増えている。すでにインフルエンザも流行期に入ったとされている。予防にいっそうの注意を払う必要がでてきた。
インフルエンザ 各地で患者増加傾向
ノロウイルスが流行中 厚生省より注意喚起 変異株の動向にも注視が必要
エーザイが、感染症の対策にマスクを常用する人を対象にした調査を行った。マスクの使用と感染症予防への意識を探るためだ。その結果、予防意識が高い人は85%、マスクが感染症予防に有効と考えている人は97.1%だった。それにもかかわらず、7割の人がマスクを正しく使用できていないことがわかった。
感染症予防に有効なマスクの着用法とは
この調査を監修したウイルス学の坂口剛正教授(広島大学)は、感染症の予防にマスクは有効であるが、正しく使用していないと効果を十分に発揮しないとしている。
ポイントは、マスクの目的は飛沫感染を防ぐことなので、ウイルスの侵入経路の鼻・口を隙間なく覆う。マスクの外側のフィルター部分にはウイルスなどの病原体が付着していると考え、マスクを外す場合はフィルターに触らない。使用前にマスクに防菌スプレーでウイルスの付着を防ぎ、マスクを外したら手洗いをする。
感染症予防のためのマスク着用3箇条
①マスクの隙間を作らない
(ウイルスの侵入を防ぐため、マスクと顔に隙間を作らない)
②マスクの表面を触らない
(表面に付着しているウイルスを触って広げないようにする)
③マスクにウイルスを寄せ付けない
(マスク用防菌スプレーなどを活用する)
①マスクの隙間を作らない
(ウイルスの侵入を防ぐため、マスクと顔に隙間を作らない)
②マスクの表面を触らない
(表面に付着しているウイルスを触って広げないようにする)
③マスクにウイルスを寄せ付けない
(マスク用防菌スプレーなどを活用する)
▼外部リンク
マスクに関する意識・実態調査リリース
http://eisai.jp/