男女を問わず浸透
クラシエ薬品は、「漢方薬」に関する意識調査を実施。その結果、漢方を服用したことがあると答えた人は75%と、7年前の調査より2倍以上となった。
調査の対象は、全国の20代から60代の男女560名。その男女別で見ても、男性75.3%、女性74.5%と、男女を問わず漢方薬が受け入れられていることが分かる。
(Wikiメディアより引用)
「苦い」から「体にやさしい」にイメージ変化
7年前に調査を行った際、漢方薬のイメージは、「苦い」「高い」「中国産」「副作用がない」「効きにくい」となっていたが、今回行った調査では、「体にやさしそう」「副作用がなさそう」「体質から改善できそう」など、大幅にイメージが良くなっている。
なぜイメージが良くなったのかは、「実際に服用して」との回答が52.8%、「テレビ番組を見て」が36.5%となり、漢方薬を服用した症状は、「かぜ」、「胃痛などの胃腸関連」、「花粉症、アレルギー症状」だった。
一方、知られている漢方処方名は、「葛根湯」が92.3%と、圧倒的な認知度となったが、こむらがえりや筋肉のけいれんなどの症状に用いられる「芍薬甘草湯」は、27.7%、花粉症やアレルギー性鼻炎の対処薬「小青竜湯」は、20.7%となっている。
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