5-HT3受容体拮抗型制吐剤
12月14日、テルモ株式会社(以下、テルモ)は抗がん剤(抗悪性腫瘍剤)の投与や放射線照射に伴う悪心・嘔吐に対する、5-HT3受容体拮抗型制吐剤「グラニセトロン点滴静注バッグ」3品目を、医療機関向けに発売した。2013年度に売上3億円を目指す。
(この画像はイメージです)
製品概要
今まで、有効成分量1mgのバッグ製剤は販売されてなかったが、今回同社は「1mg/50mL」「3mg/50mL」「3mg/100mL」のバック製剤を発売し、ラインアップを充実させた。
製品名 薬価
グラニセトロン点滴静注バッグ1mg/50mL 「テルモ」1,262円
グラニセトロン点滴静注バッグ3mg/50mL 「テルモ」1,961円
グラニセトロン点滴静注バッグ3mg/100mL 「テルモ」1,961円
<効能又は効果>
抗悪性腫瘍剤(シスプラチン等)投与及び放射線照射に伴う消化器症状(悪心、嘔吐)
グラニセトロン点滴静注バッグ1mg/50mL 「テルモ」1,262円
グラニセトロン点滴静注バッグ3mg/50mL 「テルモ」1,961円
グラニセトロン点滴静注バッグ3mg/100mL 「テルモ」1,961円
<効能又は効果>
抗悪性腫瘍剤(シスプラチン等)投与及び放射線照射に伴う消化器症状(悪心、嘔吐)
(テルモ株式会社プレスリリースより引用)
バッグ製剤は、薬剤を混和する必要がないので、医療従事者による針刺しの危険性の減少や、薬剤汚染のリスクを軽減することとなる。また、薬剤を調製する時間を省くことができるため、外来通院患者の待ち時間の短縮に貢献する。
▼外部リンク
テルモ株式会社プレスリリース
http://www.terumo.co.jp/pressrelease/detail/20121219/52