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患者の点滴チューブが切断される―泉佐野優人会病院

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2012年12月20日 AM09:13

傷害事件として捜査中

大阪府泉佐野市の泉佐野優人会病院で、寝たきりの患者の点滴チューブが切断されていたことがわかった。

被害にあった患者は50代の女性。寝たきりで意識がなく人工呼吸器を付けていた。

事件があったのは2012年12月7日の夜。点滴チューブが切断され、血だらけになっていたところを発見された。この出血は、静脈に入っていた点滴が途中で切断され血が逆流したためで、幸い命に別状はないそうだ。

(この画像はイメージです)

同室の患者は自力で動けない

泉佐野優人会病院は、医療療養病棟(228床)と回復期リハビリテーション病棟(45床)の273床で、個室から4人部屋の全72室。

怪我をした患者の病室には、他に2名の患者が入院しているが、自力では動くことはできない状態であり、外部の人間が部屋に入ろうとした場合、この部屋はナースステーションの向かいにあるため、気が付くとのこと。

このため警察では、内部の犯行も視野に入れて捜査を行っている。

▼外部リンク


http://www.yujinkai.or.jp/

読売新聞
http://osaka.yomiuri.co.jp/

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