レントゲン検査で確認
大阪市立十三市民病院で、手術を受けた患者の体内に、ガーゼを残す医療事故が発生した。
患者は、30代の男性。2012年12月13日に、S状結腸切除術、ろう孔切除術を受け、無事に成功していた。
しかし、翌日実施したレントゲン検査で、ガーゼ(縦、横ともに約30センチ)が体内に残っていることを発見。病院側は患者や家族に謝罪をし、ガーゼを取り出す手術を実施した。
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マニュアルが守られずミスが発生
病院の説明によると、今回のミスは、手術に使用したガーゼ・針・機械の体内残留を防止するためのマニュアルを担当医が守らずに発生したとしている。
そのため、再発防止として、マニュアルの厳守を図るとともに、ガーゼ数を術後と縫合前に、医師、看護師が声を掛けながら確認することを徹底したいとしている。
▼外部リンク
大阪市
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/87/0000196633.html