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2012 今年の医学会・医師界を表す漢字一文字は「再」

読了時間:約 1分2秒
2012年12月14日 PM07:13

2012 医師が選ぶ漢字 発表

医師専用サイト「Medpeer」(運営:メドピア株式会社)は 会員医師から2012年の医学会・医師界を表すにふさわしい漢字一文字を募集。調査期間は今年11月28日から12月7日まで、同サイト内「ポスティング調査」コーナーを通じ行われた。有効回答は2492人。

(画像はプレスリリースより引用)

総回答で最も支持を集めた漢字は「再」で獲得数は208票(全体の8.3%)。選出理由として、再生医療、iPS細胞研究への注目度の高さ、また、2012年は「再生医療元年」という声が多数寄せられた。

2位、3位は、「賞」「幹」と続き、京都大学・山中伸弥教授のノーベル賞受賞に関係する言葉が選ばれ、再生医療に関連する1位から3位までが全体の20%にあたる488票を集める結果となった。

医療を取り巻く環境の情勢を反映

一方で、4位から7位は「忍」「迷」「乱」「耐」と、キビシさをにじませる漢字が続いた。

理由として、「世相を反映し、医学会も耐え忍ぶ1年、忍耐の忍の字を選ぶ」(忍)、「医療も介護・年金・子育てなどの社会保障の一部として先行き不透明感が否めない」(迷)、「政界もさることながら、医療界も混乱(混迷)しているように思う」(乱)、「まだまだ医師不足、耐える場面が多い」(耐)などが挙っている。

以下8~10位は、「進」「変」「新」と続き、混迷・忍耐から脱して再生医療などの新たな潮流を期待する医師たちの希望を反映するかのような結果となった。

▼外部リンク

プレスリリース メドピア株式会社 「PR TIMES」
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/

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