たくさん食べると体が黄色くなるのは本当だった
日本では、この季節、ミカンを食べ過ぎると手が黄色くなると言われますが、海外では人参が同じように言われていることを知っていましたか?
そして、人参をたくさん食べると体が黄色くなると言うのは本当なんです!人参には、ビタミンA の元となるベータカロチンが多く含まれています。ベータカロチンは約600種ある植物性カロチノイドの一つで、人参以外のものではかぼちゃ、そしてみかんなどに含まれています。
ベータカロチンには抗酸化作用があり、エイジングにも効果がありますし、心臓や血管の病気の予防にも役立つ上、免疫力を高めると言われています。
黄色くなっても害なし。安心して食べよう
ビタミンAを直接取り過ぎると、健康に害がありますが、ベータカロチンは多量にとっても必要な分だけをビタミンに変換する優れものです。
つまり食べ過ぎても、健康に悪影響はないのですが、血中のベータカロチン濃度が上がると、色素の持つオレンジ色が特に手のひらや足の裏といったところで見られやすくなります。体が黄色くなるのは本当。でも、健康に影響はないので、優れた栄養源として安心して摂るようにしましょう。
▼外部リンク
The Jerusalem Post ; Healthy Eating: True or false? Find out the real story
http://www.jpost.com/Health/Article.aspx?id=221993