約1000床の病院で火災発生
2012年11月24日午後8時15分頃、大阪市都島区の大阪市立総合医療センターで火災が発生し、入院患者ら130人が避難した。
同病院は18階建てで、出火したのは「すみれ病棟」10階の感染症センターの個室。看護師らがベッドのシーツから煙が出ているのを発見し、消火器で消し止めた。
個室に入院していたのは63歳の男性患者。他の入院患者や、この男性患者に怪我はなかった。
(image by stevesimo’s photostream)
出火原因は調査中
同病院によると、火災が起きた部屋は、二重扉で出入りが制限されており、出火当時、男性はベッドの脇に立っていたとのこと。
避難をした患者の中で、気分が悪くなった患者はいないが、
「すごく変な臭いがしてて、煙がすごく出ていて、みんなパニックになっていて」
と、見舞いに訪れていた女性は語っていた。
看護師の的確な消火作業と、迅速な避難誘導で事なきを得たが、大惨事につながりかねない病院火災。出火原因の調査結果が待たれる。
なお、医療安全推進者ネットワークでは、「ほっと情報・ほっと製品」のコーナーで、「防火対策ガイドブック~病院~」を掲載している。参考までにご一読頂きたい。
▼外部リンク
大阪市立総合医療センター
http://www.byouin.city.osaka.lg.jp/ocgh/index.html
FNNニュース
http://www.fnn-news.com/news/
ご参考:医療安全推進者ネットワーク
「防火対策ガイドブック~病院~」のご紹介
http://www.medsafe.net/contents/hot/45bouka/index.html