日本光電工業株式会社がデフィブテックの買収契約を発表
医療機器会社である日本光電工業株式会社が、デフィブテックを買収するということ契約を締結したと発表した。デフィブテックは自動体外式除細動器(AED)や蘇生機器の設計及び製造を手掛けている。
日本光電工業株式会社とデフィブテックが統合することで、AEDの世界市場での販売が強化される。両者はこれまでに世界でAEDを36万台以上設置している。AEDは今後も需要が見込まれており、増加する見通しである。
そのためAED市場での成長企業として評価を高めたいと考えている。また蘇生ソリューション市場や他の製品の開発を今後もすすめる予定である。
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日本光電工業株式会社は今後米国での事業拡大を目標
日本光電工業株式会社は、電子医療機器の製造や供給を行っている会社としては一流企業である。そのため今後の米国市場への事業の拡大というのは、戦略上の目標の1つとなっている。現在は主に神経分野や患者モニタリング分野の事業を米国で運営している。
今回デフィブテックの買収によって、日本光電工業株式会社は蘇生ソリューションの会社として世界最大の米国市場に参入することができる。
米国はこれまで蘇生科学の分野では研究の中心地である。蘇生科学の知識や分野としては世界的に大きな影響がある。その米国に対して対抗できるようになるため、初期段階から市場動向を見極めることができる。日本光電工業株式会社は一流の研究機関との恊働体制を強化することによって、革新的な蘇生技術を開発し世界各地で販売を行っていく。
▼外部リンク
日本光電工業株式会社
http://www.nihonkohden.co.jp
デフィブテック
http://www.defibtech.com