子どもの頃から信じられてきた、「読書は明るいところで」の真実
暗いところで本を読むと、目が悪くなるというのは昔から言われているため、読書中の明かりには気をつかっている人が多いようです。多くの人の中で常識となっているこの説、実はお医者さんですらも信じている、「健康神話」の一つであるとされました。
暗いところで焦点が合わせにくいのは事実
暗いところで本を読んでも、視力は低下しません。ただ、焦点が合いにくくなるため、目は疲れるので、短期的には、かすんだりぼやけたりと言ったことが起こることはあります。
また、目を見張って焦点を合わせようとするために、ドライアイになることもあります。こちらは、薬局で点眼薬を買って使えばすぐに治まるでしょう。
いずれにしても、暗いところでものを見ても、目の機能そのものが永久的に低下して、視力が落ちることはないそうです。
とはいえ、快適さで考えれば、やはり適度な明かりの下での読書の方が、お薦めと言えそうですね。
▼外部リンク
Web Md ; Reading in Dim Light
http://www.webmd.com/eye-health/features/reading-in-dim-light