日本製薬工業協会が第7回の薬に関する調査
日本製薬工業協会は11月8日に「第7回 くすりと製薬産業に関する生活者意識調査報告書」を刊行物に掲載した。日本製薬工業協会は、研究開発を主としている製薬会社の70社が加盟している任意団体である。
日本製薬工業協会内にある広報委員会では、一般人を対象として、薬や製薬産業に対する意識調査を行っている。そして今回、7回目の調査を実施した。
(写真はイメージです)
首都圏と関西で医療についての調査を実施
調査の内容としては「医療に使われる医薬品や製薬産業に対する患者や一般人の理解や認識の現状を把握。また医薬品や製薬産業に対する信頼度を高めるための広報活動として、この結果を公表する」ということを目的にしている。
対象は東京都や神奈川県、千葉県、埼玉県という首都圏と大阪府や京都府、兵庫県、奈良県などの関西地方に住んでいる満20歳以上の男女2,000人である。調査方法としてはインターネット上で6月22日から25日にかけて実施され、調査参加者数は全部で3,199人となった
「ジェネリック医薬品」の認知度 9割
結果は、以下の通り。(調査結果報告書より抜粋)
■ 医療関係者から処方薬についての説明を受けた人は、時系列で増加しており(今回微増)、説明満足度も増加傾向にある。
・説明実施率 93.5%(1.1ポイント増)
・説明満足度 94.1%(5.0ポイント増)
・説明実施率 93.5%(1.1ポイント増)
・説明満足度 94.1%(5.0ポイント増)
■「新薬」「ジェネリック医薬品」の認知 90.5%(0.3ポイント増)
・選択意向
「ジェネリック医薬品」 46.7%(3.6ポイント増)
「医師にまかせる」 38.3%(3.6ポイント減)
「新薬」 7.9%(0.8ポイント増)
・選択理由
「新薬」: 「品質」77.7% 「信頼」76.2%
「ジェネリック医薬品」:「価格」93.0%
詳しくは下記リンク先のレポートを参照してほしい。
▼外部リンク
日本製薬工業協会 調査結果
http://www.jpma.or.jp/about/issue/gratis/survey/pdf/07_all.pdf