大手スーパーの西友は6日、一般用医薬品の登録販売者試験を受験する従業員に発行した「実務経験証明書」について、合格した従業員のうち200人で実務経験を確認することができなかったことを認めた。既に不正が発覚した従業員200人については、全員が医薬品販売を取りやめると共に、各都道府県で実務経験証明書を取り下げたという。
西友は、全国368店舗中135店舗で医薬品を販売しているが、8月に登録販売者試験を受験する従業員に発行した「実務経験証明書」に関し、東京都福祉保健局から不正について疑義を指摘され、退職者を含めた社内調査を行っていた。