いびきは横向きで寝ると、防止できるという話を聞いたことがありますか?いびきをかく人の、半数以上が、仰向けでいびきをかくタイプといわれていますので、横向き寝で解消する人が多いのですが、残念ながらいびきに悩むすべての人に効果があるわけではないのだそうです。
それでは他にどんな防止法があるのでしょうか?いびきの原因は、鼻から喉への空気の通り道が何らかの原因で狭くなったりふさがったりすることですので、このメカニズムに焦点を当てればいびきに効く方法が見つけられます。
有名な横向き寝は、仰向けで寝たときに筋肉が緩んで、舌の根元が下がり、空気の通り道がふさがれることで起こるいびきに有効です。同じタイプの方法として、頭を高くする方法が挙げられます。
妨げられている空気の流れを、器具で整える方法が、最近認知度の上がった鼻クリップです。場合によっては、歯医者さんで舌の位置を調整する器具を作ってもらうことで効果が期待できることもあります。
姿勢以外で、空気の流れが妨げられる、原因に働きかける方法もあります。寝る前に蒸気を吸って鼻の通りをよくする、お酒を控えて舌の根元がだらんと弛緩しないようにする、横隔膜が圧迫されないように夕食を軽めにする、寝る前のミルクは成分が粘膜に張り付くので控える、などです。
日常生活では、喉や舌のエクササイズをする、適正な体重まで減量して、特に首回りの肉が空気の通り道を圧迫しないようにするなどという方法があります。
いびきは、往々にして身の回りの人たちの睡眠不足を招きますので、他の人への心配りとしてもこのように身の回りのちょっとしたことから試してみると良いのではないでしょうか。
▼外部リンク
Melcola.com ; Will Sleeping on Your Side Reduce Snoring?
http://articles.mercola.com/sites/articles/archive/2011/05/05/