2014年に臨床試験をスタート
富士フイルム株式会社と協和発酵キリン株式会社の合弁会社、協和キリン富士フイルムバイオロジクス株式会社(以下、協和キリン富士フイルムバイオロジクス)が、大腸がんや非小細胞肺がんなどに高い治療効果を持つ抗VEGFヒト化モノクローナル抗体製剤「ベバシズマブ」のバイオシミラー医薬品の開発に取り組むことを発表した。
協和キリン富士フイルムバイオロジクスは、富士フイルムと協和発酵キリンが折半出資で設立したバイオシミラー医薬品の開発・製造・販売会社。
(Wikiメディアより引用)
同社は現在、欧州で臨床試験をスタートする計画で、関節リウマチなどに高い治療効果を持つヒト型抗ヒトTNF-αモノクローナル抗体製剤「アダリムマブ」のバイオシミラー医薬品を開発中。
今回が2つ目の薬剤として、抗VEGF ヒト化モノクローナル抗体製剤「ベバシズマブ」のバイオシミラー医薬品の開発に取り組む。協和発酵キリン株式会社が既に確立している生産細胞を導入し、2014年に臨床試験をスタートさせる予定。
2社が蓄積してきた独自技術・ノウハウを融合させて、バイオシミラー医薬品の画期的な生産プロセスの創出やコスト低減を行っていくことにより、高信頼性・高品質でコスト競争力にも優れたバイオシミラー医薬品を開発・製造、適切なタイミングで市場に導入して、主導的ポジションの獲得を目指している。
▼外部リンク
協和発酵キリン株式会社ニュースリリース
http://www.kyowa-kirin.co.jp/news/2012/20121024_01.html