医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > 医薬品・医療機器 > 悪性黒色腫の第3相試験で良好な結果、セルジーン

悪性黒色腫の第3相試験で良好な結果、セルジーン

読了時間:約 40秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2012年10月17日 AM12:00

皮膚に発生する皮膚がんのひとつに悪性黒色腫がある。最も悪性度が高いと考えられている。白人で罹患率が高いといわれている。早期の場合には、普通のほくろと悪性黒色腫を区別することが難しいため見落としがちで、気が付いた時には手遅れになっているケースも多い。

アブラキサン

セルジーン・コーポレーションの子会社のセルジーン・インターナショナルは、化学療法未施行の転移性悪性黒色腫患者でのアブラキサンの第3相無作為化国際試験の結果を発表した。

本試験では、529人の化学療法未施行の患者にアブラキサン150mg/m2を1週毎、4週間中3週間投与する群とダカルバジン(DTIC)
1000mg/m2を3週間毎に投与する群に無作為に割りつけ、両群を比較検討した。その結果アブラキサン投与群が無増悪生存で統計的に有意な改善を示した。

▼外部リンク

QLifePro Press 2012年10月03日 PM05:01
https://www.qlifepro.com/press/20121003-17-1028/celgene/

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 医薬品・医療機器

  • ジョンソン・エンド・ジョンソン 肺がん領域に初参入
  • レポトレクチニブ「がん細胞が耐性を獲得しにくく、長期使用に期待」
  • 2025年1月より社長交代で新たな体制へ‐アレクシオンファーマ
  • ミリキズマブの炎症性腸疾患に対する長期持続的有効・安全性データを公開-リリー
  • 転移性尿路上皮がん、一次治療における新たな選択肢への期待