誤って健康な腎臓を摘出
小山市民病院で、2010年2月、腎臓の左右を取り違え、正常な腎臓を摘出する医療事故が発生しましたが、この医療事故について、小山区検は執刀した医師ら2人を、業務上過失傷害罪で略式起訴しました。
市が男性に賠償金4200万円を支払うことで和解が成立していますが、患者は現在も通院し治療を続けています。
(この画像はイメージです)
エックス線フィルム写真の裏表を逆に見るミス
医療事故に遭ったのは、右腎臓がんで入院していた男性患者。
腎臓手術の際、執刀医らはエックス線フィルム写真の裏表を逆に見るミスをし、正常な腎臓を摘出。約3時間半後に体内に戻したが機能しなかったため、再度摘出手術を受けました。
小山市民病院は
「大変申し訳なく深くおわびする。再発防止に努めたい」
とコメントしています。
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