10月1日発表
従来の口腔内崩壊錠は、普通の錠剤に比べてもろく、吸湿しやすいことから、欠けたりしないよう医療現場での取り扱いに注意する必要があった。
今回、東和薬品株式会社は、医薬品の製剤技術として初めて(日本デザイン振興会の確認による)、同社独自のRACTAB(ラクタブ)技術により公益財団法人日本デザイン振興会の主催する「2012 年度 グッドデザイン賞」を受賞した。
(東和薬品株式会社ニュースリリースより)
さらに、グッドデザイン特別賞候補として「ベスト100」に選出された。
審査委員の評価ポイントは
① 子供からお年寄りまで対応している
② 嚥下するスピードや薬物放出が自在に選択調整できる汎用性の高さ
③ 広範囲な薬物適応性が高齢化を迎える次世代には特に必要とされる
② 嚥下するスピードや薬物放出が自在に選択調整できる汎用性の高さ
③ 広範囲な薬物適応性が高齢化を迎える次世代には特に必要とされる
(東和薬品株式会社ニュースリリースより引用)
RACTAB
RACTAB 技術は、特別な製造装置を必要とせず、今までの課題を克服し、錠剤の「硬さ」と「とけやすさ」という相反する性質を両立させた口腔内崩壊錠の製造を可能にした。
同社受賞対象は、2012年11月23日(金)から東京ビッグサイトで開催される受賞発表展「グッドデザインエキシビション」に出展される。
今後はさらに、苦みマスキングなどの機能性を付加し、さまざまな医薬品への展開ができるため、汎用性が高いことが特長。
▼外部リンク
東和薬品株式会社ニュースリリース
http://www.towayakuhin.co.jp/pdf/news121001.pdf
グッドデザイン受賞発表展「グッドデザインエキシビション」
http://www.g-mark.org/gde/2012/index.html