医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > 医薬品・医療機器 > 気管支喘息治療剤「KRP-108」の国内承認申請について

気管支喘息治療剤「KRP-108」の国内承認申請について

読了時間:約 46秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2012年09月29日 PM05:00
剤形は定量噴霧式吸入剤

9月25日、キョーリン製薬ホールディングス株式会社の子会社、杏林製薬株式会社(以下、)は、厚生労働省に気管支喘息治療剤「KRP‐108」についての製造販売承認申請を行った。

「KRP-108」はSkyePharma PLC(以下、スカイファーマ社)が開発した、噴射剤に有効成分のフルチカゾンプロピオン酸エステルとホルモテロールフマル酸塩水和物の微粉末を懸濁した定量噴霧式吸入剤。

(この画像はイメージです)

海外では対照薬を含む5,000例規模の臨床試験(本薬1,900 例)が実施され、現在までに「Flutiform(R)」の商品名でヨーロッパ8か国で承認されている。

スカイファーマ社は、ロンドンが拠点の製薬会社。独自の薬物送達技術を用い、既存薬剤の新剤形を開発することで、優れた臨床効果や製品ライフサイクルの延長を実現している。

日本国内においては、杏林製薬が2008年4月22日にスカイファーマ社との間でライセンス契約(日本国内における独占的開発権・販売権)を締結、国内臨床開発を進め、申請に至った。

▼外部リンク

キョーリン製薬ホールディングス株式会社ニュースリリース
http://www.kyorin-gr.co.jp/news/docs/

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 医薬品・医療機器

  • ジョンソン・エンド・ジョンソン 肺がん領域に初参入
  • レポトレクチニブ「がん細胞が耐性を獲得しにくく、長期使用に期待」
  • 2025年1月より社長交代で新たな体制へ‐アレクシオンファーマ
  • ミリキズマブの炎症性腸疾患に対する長期持続的有効・安全性データを公開-リリー
  • 転移性尿路上皮がん、一次治療における新たな選択肢への期待