剤形は定量噴霧式吸入剤
9月25日、キョーリン製薬ホールディングス株式会社の子会社、杏林製薬株式会社(以下、杏林製薬)は、厚生労働省に気管支喘息治療剤「KRP‐108」についての製造販売承認申請を行った。
「KRP-108」はSkyePharma PLC(以下、スカイファーマ社)が開発した、噴射剤に有効成分のフルチカゾンプロピオン酸エステルとホルモテロールフマル酸塩水和物の微粉末を懸濁した定量噴霧式吸入剤。
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海外では対照薬を含む5,000例規模の臨床試験(本薬1,900 例)が実施され、現在までに「Flutiform(R)」の商品名でヨーロッパ8か国で承認されている。
スカイファーマ社は、ロンドンが拠点の製薬会社。独自の薬物送達技術を用い、既存薬剤の新剤形を開発することで、優れた臨床効果や製品ライフサイクルの延長を実現している。
日本国内においては、杏林製薬が2008年4月22日にスカイファーマ社との間でライセンス契約(日本国内における独占的開発権・販売権)を締結、国内臨床開発を進め、申請に至った。
▼外部リンク
キョーリン製薬ホールディングス株式会社ニュースリリース
http://www.kyorin-gr.co.jp/news/docs/