英国では4日発表
米ゼネラル・エレクトリック(GE)のヘルスケア事業部門「GEヘルスケア」は、9月10日、バイオ医薬品製造のためのモジュール式バイオプロセス工場「KUBio(キュビオ)」を開発、製薬企業を中心に同工場を提供すると発表した。
「KUBio」は世界レベルの技術を結集、バイオ医薬品を製造する際の柔軟性と生産性を最適化した設計が施され、一貫生産を可能にさせた。医薬品の製造管理および品質管理規則である「cGMP」の要件も満たしている。
(GEヘルスケア/プレスリリースより)
敷地面積は1,200m2、バイオプロセスに必要な設備・機能に加え、GEヘルスケアのシングルユーステクノロジー「Ready-to-Process」を基盤にした製造ラインが装備され、完成後すぐに稼働させることができる。
計画から納入、建設までの総工期は14~18か月、通常の工場建設に比べ、最大7割以上短いため、バイオ医薬品企業は製品の上市までの期間と設備投資額を大幅に短縮・削減できる。
なおGEヘルスケアでは第一弾として、モノクローナル抗体製造用に構成したモジュール式工場を手がけ、今後その他のバイオ医薬品企業向けのモジュール開発を進める予定だ。
▼外部リンク
GEヘルスケア/プレスリリース
http://japan.gehealthcare.com/cwcjapan/