服用しやすさにニーズ
9月14日、日本イーライリリー株式会社(以下、日本イーライリリー)は、注意欠陥/多動性障害(AD/HD)治療剤「ストラテラⓇ(以下、ストラテラ)」の新しい剤形として、経口液剤「ストラテラ内用液0.4%」の承認申請を行った。
ストラテラは2002年に米国で承認、日本では2009年6月に上市された。また、成人期AD/HDへの適応を2012年8月に日本で初めて取得している。
(イメージ画像・足成より)
ストラテラはノルアドレナリンの再取り込みを選択的に阻害する非中枢神経刺激薬(ストラテラは、中枢刺激薬とは薬理作用が異なることから、非中枢刺激薬として分類されている)で依存・乱用のリスクが低く、AD/HDの中核症状による仕事・学業・対人関係などの問題を改善する。
同剤はカプセル剤として提供されている。しかし、カプセルが苦手な患者、カプセル剤の服用が困難である患者のために、ほかの剤形の開発を求める医療従事者や保護者のニーズに応え液剤を開発した。
▼外部リンク
日本イーライリリー株式会社プレスリリース
https://www.lilly.co.jp/pressrelease/2012/