院長も理事長も突然の交代
大阪府枚方市の医療法人「亀広記念医学会」が経営する「関西記念病院」と「関西サナトリウム」の医師12人のうち9人が、2012年9月11日付けで、辞表を提出していたことが分かりました。
「亀広記念医学会」では、8月に理事長や理事のほとんどが突然交代し、前理事長の妹が新理事長と関西記念病院長に、その家族4人を含む5人が理事に就任しましたが、病院の管理業務が滞った状態となっているそうです。
「新しい医師を確保する」と語る理事長代理人
辞職表を提出した医師らは、理事長らに退職を求めていますが、理事長の代理人は、辞任する意向はなく、新しい医師を確保したいと話しているそうです。
なお、「関西記念病院」と「関西サナトリウム」には、現在も合計350人以上が入院していますが、大阪府は、13日までに業務改善命令を提出するよう理事長側に求めるとともに、医師の確保ができない場合は、患者の転院などについて指導をするとしています。
▼外部リンク
読売テレビ
http://www.ytv.co.jp/press/kansai/D1994.html
関西記念病院
http://www.kansai-kinen.or.jp/
関西サナトリウム
http://www.kansana.jp/