9月11日発表
大正富山医薬品株式会社(以下、大正富山医薬品)は、抗リウマチ剤 「コルベット®錠(以下、コルベット錠)25mg」(一般名:イグラチモド)を9月12日に新発売した。
大正富山医薬品は、大正製薬株式会社とともに大正製薬グループの中心となる、医療用医薬品の国内販売会社。
同剤は、富山化学工業株式会社で創製された新規の疾患修飾性抗リウマチ剤(DMARD)。関節リウマチの薬物治療に新たな選択肢を提供し、関節リウマチ患者それぞれの状況に合わせた投与薬剤の選択を可能にする治療薬として期待できる。
「コルベット錠25mg」について
また、同剤は、関節リウマチ患者対象とした単剤投与の臨床試験において、プラセボに対する優越性と既存のDMARD(サラゾスルファピリジン)に対する非劣性を示した。
また、標準治療薬であるメトトレキサート(以下、MTX)との併用試験では、
MTXの効果不十分な患者さんに対して国内で初めてMTXへの上乗せ併用の有効性を確認することができ、本年6月29日に「関節リウマチ」の効能・効果で製造販売承認を取得いたしました。
(大正富山医薬品ニュースリリースより引用)
と言う結果が出ている。なお「コルベット錠25mg」販売後一定の症例数に達するまでの間、投与された全ての患者を対象として、特定使用成績調査(全例調査)を実施する。
▼外部リンク
大正富山医薬品株式会社ニュースリリース
http://www.toyama-chemical.co.jp/news/detail/120911.html