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メタンフェタミン依存症治療薬に展望

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2012年09月11日 AM07:00
メタンフェタミン依存症

メタンフェタミンは、典型的な覚せい剤の一種で、もとは、日本の薬学者・長井長義によりエフェドリンから合成されて生まれた。アメリカでは、2009年の調査以前に、12歳以上の米国民のうち120万人が、メタンフェタミン依存であるといわれ、社会問題となっている。

日本では、太平洋戦争以前は軍・民で一種の強壮剤のような使われ方をしていたが、その後問題となり、現在は覚せい剤取締法により規制されている。

治療薬の第2相試験

メディシノバ は、メタンフェタミン依存症治療を適応とする「MN-166」の第2相臨床試験について、米国立薬物研究所による承認および資金供与を得た。

本試験は、140名の被験者を対象としてメタンフェタミン依存治療を適応として、MN-166の安全性および有効性を評価する。一日100 mgのMN-166を投与する群と、プラセボ群に、1:1に無作為に振割り付けられる。いずれの投与群も、半数の被験者をHIVの診断を受けている患者とする。

▼外部リンク

メディシノバ  ニュースレター2012年9月5日
http://www.medicinova.jp/pdf/metanphetamine.pdf

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