県内初の取り組み
埼玉県行田市では市民が医療機関で行う禁煙外来治療に対して、助成金を出す制度を設立することを明らかにした。
これは埼玉県では初めての取り組みとなり、現在助成金によって市の収入が減ったとしても、将来それが、医療費の減額につながるとして、積極的に禁煙に向けて努力する人をサポートすることになったという。
助成金の内訳
たばこが体に良くないことは周知の事実である。
なぜなら、たばこは癌などの病気の発生に多大な影響を与えるからであり、さらには喫煙者の寿命を縮め、周りの人にも悪影響を与える。
禁煙治療している人はその影響を少しでも抑え、健康な生活を送ろうと努力しているので、行田市は上限1万円の助成金の支給を決定した。
対象となるのは、医療機関で行うニコチンパッチや飲み薬などの経口禁煙補助薬の外来治療を受けている人である。
禁煙外来の費用は約2万円であり、行田市が助成する金額はその半分となる。
現在、行田市は50人にこの助成金を支給する予定で、来月3日に行われる定例市議会に予算案を提出することとなっている。
▼外部リンク
埼玉県行田市ホームページ
http://www.city.gyoda.lg.jp/