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「ディオバン」 ARBとして初 小児高血圧症に対する用法・用量の承認取得

読了時間:約 1分8秒
2012年08月31日 PM05:00

一般名はバルサルタン

8月24日、 ファーマ株式会社(以下、 ファーマ)は、本日、「ディオバン(R)(以下、ディオバン)」の6歳以上の小児高血圧症に対する用法・用量の追加承認を取得した。

「ディオバン」の小児に対する用法・用量の追加については、本年1月に開催された薬事・食品衛生審議会医薬品部会において、公知申請を行っても差し支えないと判断されたことを受け、2月に追加申請を行い、今回承認された。

ノバルティス ファーマ株式会社 代表取締役社長 三谷宏幸氏は、

今回の承認により、小児の高血圧治療の選択肢として本邦で初めてARBを提供できることを嬉しく思います。『ディオバン』は、本邦における10年以上の臨床経験とエビデンスのある薬剤であり3, 4, 5、これからも患者さん、そして医療従事者の皆様に貢献できるものと信じております。(ノバルティス ファーマ株式会社プレスリリースより引用)

と述べている。

小児高血圧症について

日本では、小学校高学年の児童から中学生の0.1~1%に高血圧症の発症が認められる。小児の高血圧症は、小児期のうちに重大な臓器障害を合併する可能性は少ないが、長期的には不可逆的な心不全や腎不全などの臓器障害を引き起こす可能性もあるので、早期からの血圧コントロールが必要と言われている。

「ディオバン」はアンジオテンシンII受容体拮抗薬(以下、ARB)として本邦では初めて小児に対して承認されました。なお、6歳未満の小児に対する「ディオバン」の有効性と安全性は確立されていない。

「ディオバン」は、世界で最も処方されているARBである。6歳以上への適応は、既に米国、英国、ドイツおよびフランスを含む世界約30か国で承認されている。

▼外部リンク
ノバルティス ファーマ株式会社プレスリリース
ディオバン®添付文書

 

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