8月10日発表
塩野義製薬株式会社( 以下、塩野義製薬)は公知申請を行っていた、合成抗菌剤「バクタ®配合錠(以下、バクタ配合錠)」「バクタ®配合顆粒(以下、バクタ配合顆粒)」(一般名:スルファメトキサゾール・トリメトプリム製剤)に関し、ニューモシスチス肺炎の治療および発症抑制の追加承認を取得した。
2012年2月1日に開催された、「薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会」にて、バクタ配合錠およびバクタ配合顆粒は事前評価が行われ、公知申請を行って差し支えないと判断され、同年2月13日に、ニューモシスチス肺炎の治療および発症抑制に係る医薬品製造販売承認申請を行っていた。
(画像はイメージです)
塩野義製薬は、今回の承認取得により、患者・医療関係者に新たな治療の選択肢を提供できると考え、引き続き未承認薬・適応外薬の解消に協力することで積極的に医療に貢献していくと述べている。
本追加適応は、「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議」において、医療上必要性が高いと判断、厚生労働省より開発要請がなされたもの。
▼外部リンク
塩野義製薬株式会社プレスリリース
http://www.shionogi.co.jp/ir/news/detail/120810-1.pdf
バクタ配合錠/バクタ配合顆粒 添付文書
http://www.packageinsert.jp/search/1/バクタ