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ドライパウダー式吸入剤「シムビコートタービュヘイラー」 慢性閉塞性肺疾患の効能追加を承認取得

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2012年08月15日 PM05:00
COPD治療の向上に

アステラス製薬株式会社(以下、アステラス製薬)とアストラゼネカ株式会社(以下、)は、ドライパウダー式吸入剤「シムビコート®タービュヘイラー®(以下、シムビコートタービュヘイラー)」について慢性閉塞性肺疾患(以下、COPD)が効能追加として承認取得されたと発表した。

COPDは、「咳、痰、息切れ、呼吸困難」などが現れる。WHOの統計では、世界の死亡原因の第4位。日本における潜在患者は530万人を超える。

(画像はイメージです)

製品の概要
一般名: ブデソニド
ホルモテロールフマル酸塩水和物
承認年月日: 2009年10月16日
薬価収載日: 2009年12月11日
販売開始日: 2010年 1月13日

(アストラゼネカ株式会社プレスリリースより引用)

同吸入剤は、気管支拡張薬の一つの長時間作用性β2刺激薬(LABA)と、COPDの増悪を減少させる吸入ステロイド(ICS)の配合剤。COPDの増悪を抑制し、速やかな効果発現を示すので、患者の生活レベルの向上に貢献ができる。

▼外部リンク

アストラゼネカ株式会社プレスリリース

http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2012/

シムビコート添付文書
http://www.packageinsert.jp/search/1/シムビコート

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