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厚労省イブプロフェン含有製剤のリスク区分を変更

読了時間:約 39秒
2012年08月10日 AM07:00
分類変更

イブプロフェン含有製剤は、使用上の注意改訂で「出産予定日12週以内の妊婦」が禁忌となった。

アスピリンは、指定第2類医薬品に分類されていることから、薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会は、イブプロフェンも指定第2類医薬品に変更すると発表した。これにより添付文書の改訂が必要となる。

第2類と指定第2類の違い

イブプロフェンは、プロピオン酸系の非ステロイド系消炎鎮痛剤 (NSAID) である。炎症を鎮め、腫れや発赤、痛みなどの症状をおさえる。また解熱作用もある。
現在イブプロフェンは、第2類医薬品に分類されている。第2類医薬品は、第1類医薬品以外で、その副作用等により日常生活に支障を来す程度の健康被害が生ずるおそれがある医薬品のことをさす。この中で特に注意を要するものを「指定第2類医薬品」という。

▼外部リンク

薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会 資料1
http://www.mhlw.go.jp/stf-att/2r9852000002gyl5.pdf

 

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