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西洋医学と漢方の融合を検討

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2012年08月09日 AM07:00

統合医療とは、西洋医学による医療と代替医療をあわせた治療のことである。8月6日に行われた厚生労働省の統合医療のあり方に関する検討会の会合では、代替医療とは、はり・きゅう、整体、カイロプラクティック、食事療法、音楽療法、ヨガ、気功、漢方などが挙げられた。

その特長としては、患者中心の医療、身体のみならず、精神、社会(家族、環境など)、さらに最近は、スピリチュアルな面を含めた全人的医療、個人の自然治癒力の促進により、治療のみならず、むしろ増進を目標とする病気の予防や健康を目的としているとした。

今後の推進にむけて

今後の方針としては、多種多様な統合医療の推進のためには、安全性・有効性等が適切な形ですすめられる必要があるとしたが、エビデンスができつつある漢方と、そのほかのものを一緒にして話を進めるのは無理があるなどの意見もあった。

アメリカ、中国、インド、韓国において統合医療が浸透している例なども挙げられ、我が国においても、安全性、有効性を含め、研究者や一般の国民向けの情報発信が整備される必要があると提案された。

▼外部リンク

 第3回検討会 2012年8月6日
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002gzbf-att/2r9852000002gzgb.pdf

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