2019年には7,290万ドル規模へ
グローバル インフォメーション調査によると、三叉神経痛(さんさしんけいつう)治療薬の世界販売市場が、2019年には7,290万ドル規模へと拡大していたことが分かった。
三叉神経痛とは?
日本脳神経外科学会と日本脳神経外科コングレスが運営する脳神経外科疾患情報ページによると、三叉神経痛とは顔に痛みを感じる病気。三叉神経とは、顔の感覚を脳に伝える神経で、この三叉神経に痛みが起こり、顔に痛みを感じるのが三叉神経痛。顔面痛(がんめんつう)、自殺病(じさつびょう)、フォザーギル病(フォザーギルびょう)とも言われている。
血管が動脈硬化などによって膨張し、三叉神経を圧迫することで痛みを引き起こしたり、また脳に原因があっておこることがわかってきている。
高齢者に多い
三叉神経痛は特に高齢者に多く、老化から起こる血管の劣化や硬化、腫瘍などができることによって起こる圧迫、また、細胞内感染から起こる神経組織の炎症が原因と考えられている。高齢化社会に向けて、今後市場が広がっていくことが予測される。
▼外部リンク
株式会社グローバル インフォメーション
http://www.gii.co.jp
脳神経外科疾患情報ページ
http://square.umin.ac.jp