2012年7月31日大日本住友製薬株式会社発表
7月30日(米国時間)、大日本住友製薬株式会社の米国子会社のサノビオン社は、花粉症などのアレルギー性鼻炎治療剤「ZETONNA™」(一般名:「シクレソニド」以下、「ゼトナ」) を米国で新発売した。
ゼトナは、コルチコステロイド点鼻ドライスプレー剤であり、適応症は12 歳以上の季節性アレルギー性鼻炎および12 歳以上の通年性アレルギー性鼻炎。FDA(米国食品医薬品局)より販売許可を取得した唯一の鼻腔用ドライスプレー剤。
(画像はイメージです)
12歳以上の約2,500 人参加した3つの第3相臨床試験において、季節性・通年性アレルギー性鼻炎に伴う鼻症状に対し、有意な改善効果を示した(臨床試験において最も一般的な2%以上の発生率の有害事象は、鼻の不快感、頭痛、鼻出血など)。さらに、季節性アレルギー性鼻炎に伴う眼症状に対して承認された唯一の鼻腔用ドライスプレー製剤となる。
参考意見
カリフォルニア大学アーバイン校)のアレルギー・免疫学部 小児科)のWilliam E. Berger(ウィリアム・E・バーガー)博士は次のように述べている。
「アレルギーに苦しむ
多くの患者さんは、他の治療選択肢を求めています。ゼトナのような鼻腔用コルチコステロイドはアレルギー性鼻炎に対する有効な治療法です。ゼトナの発売によって、水性に加えてドライスプレー剤という処方選択肢が増え、アレルギーに苦しむ患者さんの治療満足度をより高めることができます。」
多くの患者さんは、他の治療選択肢を求めています。ゼトナのような鼻腔用コルチコステロイドはアレルギー性鼻炎に対する有効な治療法です。ゼトナの発売によって、水性に加えてドライスプレー剤という処方選択肢が増え、アレルギーに苦しむ患者さんの治療満足度をより高めることができます。」
サノビオン社のリチャード・ラッセルは次のように述べている。
「ゼトナは、「OMNARISⓇ Nasal
Spray」(以下、「オムナリス」)に続くサノビオン社のシクレソニド製剤フランチャイズの最新製剤です。オムナリスは1日1回(各鼻腔に2 スプレー)投与の水性スプレー剤であり、6 歳以上の季節性アレルギー性鼻炎および12 歳以上の通年性アレルギー性鼻炎に対する適応症を有しています。当社は、米国においてドライスプレー剤および水性スプレー剤の両方をアレルギー患者さんに提供する唯一の会社であることを誇りに思っています。また、一定要件を満たす患者さんは、ゼトナまたはオムナリスの使用にあたり、月に17 ドルしか支払わなくて済むという最高クラスのCo-pay プログラムを有しています。」
Spray」(以下、「オムナリス」)に続くサノビオン社のシクレソニド製剤フランチャイズの最新製剤です。オムナリスは1日1回(各鼻腔に2 スプレー)投与の水性スプレー剤であり、6 歳以上の季節性アレルギー性鼻炎および12 歳以上の通年性アレルギー性鼻炎に対する適応症を有しています。当社は、米国においてドライスプレー剤および水性スプレー剤の両方をアレルギー患者さんに提供する唯一の会社であることを誇りに思っています。また、一定要件を満たす患者さんは、ゼトナまたはオムナリスの使用にあたり、月に17 ドルしか支払わなくて済むという最高クラスのCo-pay プログラムを有しています。」
米国でのアレルギー性鼻炎の患者は約6,000万人と推定され、患者数は増加している。
(引用は大日本住友製薬株式会社ニュースリリースより)
▼外部リンク
http://www.ds-pharma.co.jp/
http://www.ds-pharma.co.jp/pdf_view.php?id=452