JCI認証とは
JCI(Joint Commission International)は1997年にJoint Commission Resources (JCR)の一事業部として設立され、医療の質と患者安全の改善を目的として、過去15年間、90ヶ国以上における医療機関及び政府機構を支援している。審査は、14分野1220の広範な審査項目が文書として規定され、医療現場を詳細にチェックする。
日本の現状
JCI認証は全米の約80%が取得しており、その有無によって保険会社の対応にも差が出るほどである。世界では約420の医療機関が取得しており、アジアでも50施設以上が取得しているにもかかわらず、日本ではまだとても少なく、病院として認証されているのは亀田総合病院と NTT東日本関東病院の2施設のみであった。
病院として3施設目認証受ける
2012年7月23日、財団法人聖路加国際病院が本認証を受けた。聖路加国際病院、聖路加国際病院附属クリニック、聖路加産科クリニック、聖路加訪問看護ステーション、予防医療センターの4業態が認証を受け、病院施設として日本では3番目となる。
【追記】記事公開当初、聖路加国際病院の認証は日本では3番目と紹介しましたが、JCI認証自体は4番目であり、正しくは病院施設として3番目となります。誤解を招く表現でしたので訂正させて頂きました。
▼外部リンク
JCIホームページ
http://www.jointcommissioninternational.org/
聖路加国際病院
http://www.luke.or.jp/
聖路加国際病院リリース
http://www.luke.or.jp/home/pdf/jci.pdf