自社開発初めて
富士薬品(本社 さいたま市大宮区・社長 高柳昌幸)は、通風治療薬を三和化学研究所と共同開発する高尿酸血症・痛風治療薬「FYX―051」(一般名 トピロキソスタット)の国内製造販売を承認を申請した。
同社が治療薬の自社開発をするのは初めてで、順調にいけば13年度に発売する。
使いやすい薬剤として期待
このトピロキソスタットは、非プリン型の選択的キサンチンオキシダーゼ阻害薬となっていて、高尿酸血症は痛風の原因だけでなく慢性腎臓病とも関連していると指摘されているという。
既存のものとは異なり肝クリアランス型で腎機能が弱まっている患者にも使いやすいと期待されている。
「富士薬品」
医薬品製造受託機関(CMO)、調剤薬局やドラッグストアなどの事業も行っている。1991年から医療用医薬品の研究開発に乗り出し、自社開発品の製品化を進めていた。
医薬品製造受託機関(CMO)、調剤薬局やドラッグストアなどの事業も行っている。1991年から医療用医薬品の研究開発に乗り出し、自社開発品の製品化を進めていた。
▼外部リンク
富士薬品:高尿酸血症・痛風治療薬「FYX-051(一般名:トピロキソスタット)」の日本における製造販売承認申請について
http://www.fujiyakuhin.co.jp/20120628.pdf