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悪性リンパ腫治療薬に条件付承認下る

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2012年07月26日 AM07:00

白血球の中のリンパ球が癌化した悪性腫瘍で、リンパ節がはれたり、腫瘤ができる病気である。大きくわけると、ホジキンリンパ腫と非ホジキンリンパ腫に分けられる。ホジキンリンパ腫は、一般的には悪性度が低い。

ADCETRIS®

武田薬品は、100%子会社であるミレニアム・ファーマシューティカルズInc.が、欧州医薬品庁から悪性リンパ腫治療薬「ADCETRIS®」(一般名:ブレンツキシマブ ベドチン)の条件付き販売承認の推奨をうけたと発表した。条件付販売承認とは、生命を脅かす病気に対して有望と考えられる薬剤を、ベネフィットが正式に証明される前であっても、予備的証拠に基づき承認し販売可能とする制度である。

本剤は、古典的ホジキンリンパ腫および全身性未分化大細胞リンパ腫に発現するCD30抗原を標的とした抗体薬物複合体である。ホジキンリンパ腫の治療薬の新薬は30年以上もの間、承認されてこなかったため、同病で苦しむ患者にとって本条件付承認は大きな意味があるといえる。

▼外部リンク

 ニュースリリース2012年7月23日
http://www.takeda.co.jp/article_51514.html

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