疼痛に関する意識調査
ファイザーは、長く続く痛みに対する意識・実態調査を実施した。47都道府県9,400人(慢性疼痛患者の条件を満たした各都道府県の20代以上の男女/各200人)を対象に2012年6月12日(火)~6月15日(金)の間に実施された。
日常生活に支障
アンケートでは、疼痛により日常への支障があるかどうかについて、睡眠がとれないことが「良くある」が14.2%、「時々ある」が45.0%で、また、仕事、学校生活などで、十分な活動ができないことが、「良くある」が13.9%、「時々ある」が45.8%で、多くの人が支障をきたしていることがわかった。
痛みは我慢
その反面、痛みがあってもある程度、自分も我慢するべきだと思っているかという質問に対しては、「非常にそう思う」が13.6%、「ややそう思」が60.7%という結果になった。生活に支障があり、重いストレスも感じつつも、我慢するという日本人の国民性が色濃く出た。
しかし、近年では、2009年12月から厚生労働省が「慢性の痛みに関する検討会」を開催し、痛みに対する取り組みが進められており適切な治療を受けることができるようになっているので、痛みへの対処方法への認知度を今後向上させる必要があると思われる。
▼外部リンク
ファイザー プレスリリース 2012年7月11日
http://www.pfizer.co.jp/pfizer/company/press/2012/2012_07_11.html