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富士通が治験のリスクや開発コスト削減を支援するサービスを拡大

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2012年07月15日 PM08:00
グローバルで強化

富士通が提供する医薬品の臨床開発向けソリューションサービス「tsClinical」のラインナップ強化し、日本・米国にとどまらず、欧州・アジアにまでグローバルに販売を拡大、2015年までに累計50億円を目標にすると12日発表した。

「tsClinical」は医薬品の臨床開発から製造販売後までの、医薬品開発プロセスを最適化し、新薬開発時の臨床試験業務を効率化するためのオンデマンド式データ管理システムで製薬企業の品質・コスト・納期の改善に貢献するサービス。

商品ラインナップ拡充も

今回、臨床試験の実施を世界基準に統一した「tsClinical DDworks21 Global」とコストの削減や開発期間の短縮に特化した「tsClinical X-Management」をラインナップに加えグローバルなニーズに応えていくとしている。

医薬品開発・承認申請のプロセスを効率化するため、複数の国で異なる規制に対応し、治験に関わるデータの重複や散財をまとめ製薬企業の開発期間の短縮やコスト抑制に貢献する。

治験数や接続システムに合わせた料金設定が可能で試験数に応じてオンデマンドでシステムの拡張、縮退を選択することができ、試験期間中に規制変更があった場合にはクラウドシステムを使って最新のサービスを提供する。

9月から日本と米国で販売する予定。

▼外部リンク

富士通/プレスリリース
http://pr.fujitsu.com/jp/news/

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