今年の11月から開始予定
日立ソリューションズが12日、骨粗しょう症体質のリスクを検査するサービスの提供を開始すると発表した。
このサービスは、国立長寿医療研究センター研究所予防開発部の研究成果を元に開発され、医療機関や健診センター向けに今年の11月から開始する予定。
骨粗しょう症は骨の中がスカスカの状態になり、脆くなり病気でわずかな衝撃でも骨折しやすくなるため、この病気が直接命に関わるものではないものの、骨粗しょう症による骨折から要介護状態に至るケースも増えている。
骨粗しょう症患者は国内でも1000万人いると言われており、中でも女性が8割と男性に比べて骨量が少なく、閉経後のホルモンバランスの変化から老齢の女性がなりやすい病気として知られている。
個人に合わせたリスク判定で予防指導
このサービスは、日本人女性を対象に遺伝子を検査し個人の体質や生活習慣から骨粗しょう症発症リスクを判定することで、それぞれの体質に合った予防法を医師に提示するというもの。
体質や生活習慣に合わせた予防法を知ることができ、医師は患者の改善結果を問診することで継続してリスク判定の結果を見ることができるので、予防指導も長期に渡って行うことが可能だ。
▼外部リンク
日立ソリューションズ プレスリリース
http://www.hitachi-solutions.co.jp/