薬事法改正によるネット販売規制
改正薬事法が施行され、インターネット販売可能な医薬品の範囲が限定されたのは2009年6月1日。第1類医薬品はネット販売が不可能、第2類医薬品は購入したことがある者または離島在住者のみしか購入できなくなった。これに対し、ネット医薬品販売各社が反対の声を挙げたことは記憶に新しい。
工程表作成や副作用調査
行政刷新会議の規制・制度改革委員会は、フォローアップ調査結果等の委員会報告書の中で医療分野における、一般用医薬品のインターネット等販売規制の見直しについて、計画的かつ早期に結論を得るための工程表を作成することが6月29日に決定された。
また、副作用発生状況等について、様々な観点から詳細な分析を行い、副作用を含めた安全性と販売方法の関連性を明らかにするための調査を実施することも決定した。「郵送であるから副作用が多いとか対面であるから副作用が少ないこともないのではないか」という意見もあり、今後さらに検討が進められる。
▼外部リンク
規制・制度改革委員会 別紙2 重点フォローアップ項目指摘事項
http://www.cao.go.jp/sasshin//240629/fu/item9.pdf#page=15