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慢性便秘症に対する日本初の処方薬が認可される

読了時間:約 43秒
2012年07月09日 PM05:00
慢性便秘症

多くの人が悩んでいる便秘症には、大腸がん、大腸過長症、腸管の癒着、大腸ポリープなどの器質性便秘と、排便機能の失調による機能的便秘がある。機能的便秘のうち習慣性のものを慢性便秘症という。

アミティーザ(R)

スキャンポファーマシューティカルズ社(以下、スキャンポ社)とアボット社は、スキャンポ社の日本における100%出資子会社である株式会社スキャンポファーマが、慢性便秘症治療薬としてアミティーザ(R)(一般名ルビプロストン)の製造販売承認を得たと発表した。

本剤は、小腸粘膜上皮細胞に発現するCIC-2クロライドチャネル(CIC-2)の局所性活性化物質であるプロストン化合物である。申請には、124例の日本人患者で実施した第3相二重盲険比較試験および最大48週にわたり209例の日本人患者に本剤を投与した第3相非盲検長期安全性試験の結果が使用された。さらに米国、カナダおよびヨーロッパでこれまでに実施された試験の結果も提出した。

▼外部リンク

スキャンポファーマ ニュースリリース2012年7月6日
http://www.sucampo.co.jp/release/201207/post-8.html

 

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