「計画停電」に備えて、何をやるべきか?
2012年7月2日から、「計画停電期間」が、中部、関西、北陸、中国、四国、九州で始まりました。
日本列島は、「計画停電」に備えなければなりませんが、医療機関では、エアコンの停止すら命に関わる可能性もあることから、危機感が募っています。
そんな中、日本臨床工学技士会では、日本透析医学会や、関係学会、関連医療機器メーカ、その他の関係者の協力を受け「計画停電における医療機器の安全使用マニュアル」をホームページで公開しました。
このマニュアルは、「計画停電」に備え、診療現場で必要不可欠な医療機器の的確な対応と使用方法について、まとめてあります。
まず一読、そして備える
このマニュアル、注意事項などが8章に分類され、さらに東日本大震災の際、実際に計画停電の体験をした医療機関において、どのような影響があったかという内容で構成されています。
ページは、60ページとなりますが、その内容は
第1章 医療機関における電源バックアップシステムの概要
第2章 自家発電機の安全使用に関する注意事項
第3章 医療機器搭載バッテリ(蓄電池)の安全使用に関する注意事項
第4章 自家発電機のある施設における計画停電対策
第5章 自家発電機のない施設における計画停電対策
第6章 透析療法における計画停電対策と注意事項
第7章 在宅人工呼吸器における計画停電対策と注意事項
第8章 その他、在宅医療機器における計画停電対策と注意事項
第9章 計画停電を経験して
第2章 自家発電機の安全使用に関する注意事項
第3章 医療機器搭載バッテリ(蓄電池)の安全使用に関する注意事項
第4章 自家発電機のある施設における計画停電対策
第5章 自家発電機のない施設における計画停電対策
第6章 透析療法における計画停電対策と注意事項
第7章 在宅人工呼吸器における計画停電対策と注意事項
第8章 その他、在宅医療機器における計画停電対策と注意事項
第9章 計画停電を経験して
となり、第9章の「計画停電を経験して」と、自分の医療機関に関係する章は必ず一読し、「計画停電」に備えましょう。
▼外部リンク
公益社団法人日本臨床工学技士会
http://www.ja-ces.or.jp/index.php
「計画停電における医療機器の安全使用マニュアル」
http://www.ja-ces.or.jp/topimg/keikakuteiden_manual120630.pdf
厚生労働省
計画停電が実施された場合の医療機関等の対応について
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002doat.html