健康なプラセンターは、産後のうつを防ぎ、、また母乳の出を良くし元気を付けると信じられ、今では西欧諸国でもブームになりつつある。
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産後胎盤を食べる観衆は中国では普通に行われているが、その歴史は2000年前にさかのぼる。
出産後、ウォン・ランさんはスープに入れるために自分の胎盤を持って帰るつもりだ。
ウォンさんはそれが産後疲労から早く立ち直らさせてくれると信じている。
約2200年前、秦の始皇帝が健康のためのプラセンター摂取を発案したとされている。後に未亡人となった楊貴妃が若さを保つために摂取したらしい。
明朝(1368-1644)の古い医学書には、プラセンターは子宮の裏側にあり、胎児の生育に欠かせないものであり、とても栄養があり、飲み続けると長生きできる、としている。
また、インターネットではプラセンターのレシピも見られる。2005年に臓器売買は禁止されたが、プラセンターを配合した薬品は中国に薬局で入手できる。
これは気を強くするのと同時に血液を増加する、上海の漢方薬局は活力を増強するといわれ、よく売れいてるそうだ。常に供給があるが、あっという間に完売する人気ぶり。
しかしこういった消費者の強い欲求は、闇取引へと発展する。医療関係者、母親双方が胎盤を違法に売りさばくこともある。ある病院では、胎盤1つを2元(2ドル)で売っている。東側の大都市では更に高い値段で取引されている、1つに付き300元要求されることもある。
先月、韓国の顧客は1万7千カプセル分の粉末を違法に仕入れた。専門家によると、粉末には人のプラセンターと死産した胎児の粉末が含まれていた。
中国の臓器売買が国際規模にまで及んできた現われといえる。
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