韓国産の貝にストップ! アメリカ政府
アメリカの政府機関である食品医薬品局(FDA)は、レストランや食品メーカーに韓国からの生、冷凍、缶入りの牡蠣、あさり、ムラサキ貝の販売をやめるように勧告した。
牡蠣などの食品、ノロウイルスに感染
これらの食品、加工食品は人の排泄物からのノロウイルス汚染の可能性があると、食品・薬品管理局FDAが発表した。ノロウイルスは通常、吐き気、胃けいれん、脱水症を引き起こし、医師による治療を要する。
アメリカでは、2011年にいくつかの韓国産牡蠣によるノロウイルスの感染症を記録している、しかし今年は未だ報告されていない。
管理システムに不備が目立つ
FDAによると、韓国は乏しい衛生管理、陸上の不十分な汚染物質の管理、貝類の生育エリアのノロウイルスのチェックなど、すべての点において不完全であるということだ。
台湾の衛生当局も、ここ数週間で少なくとも62件の食中毒が報告されており、韓国から輸入される牡蠣の検査体制を強化すると発表した。
なお、台湾で食用される約3分の1の牡蠣は韓国産である。
▼外部リンク
食品医薬品局(FDA)
http://www.fda.gov